広島南ロータリークラブ2024~2025年度 会長方針 「仲間を増やそう」 会 長 平 賀 哲 朗 |
このたび、歴史と伝統ある広島南ロータリークラブの会長を拝命し、身の引き締まる思いです。
ご承知の通り、当クラブは、1956年4月6日、広島ロータリークラブをスポンサークラブとして、広島で2番目に誕生いたしました。この69年を重く受け止めつつ、私の会長方針は、皆様がこれまでと同じように楽しく活動できるための指針となるべきと考えております。長い歴史の中、時代に合わせて変化した部分もあると思いますが、守るべき良き伝統もまた存在すると思います。これから1年間、そのバランスを取りながら、クラブ発展のため頑張っていくことが私の使命だと考えています。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 さて、私自身、昨年度の地区大会に実行委員として携わる中で、当クラブ会員の素晴らしさ(団結力、ホスピタリティー等々)と、協力いただいた他クラブや関係者の存在の大切さを改めて実感しました。おそらく会員の皆様もそのように感じられたと思います。 そこで、会長方針を考えるにあたり、まずは「仲間を増やそう」という言葉が思い浮かびました。ロータリー活動に理解・共感いただき当クラブの会員となっていただける方、友情で結ばれた内外ロータリーの仲間、一緒に奉仕活動をする仲間、そのような「仲間」を増やしていくことが、未来にとって極めて重要です。 そして、仲間を増やす具体的行動の中で、会員一人一人が、改めて、ロータリーという組織とその活動を誇り、その素晴らしさを積極的に伝えていく経験をすることが、自分自身とクラブにとって有意義なことであると確信します。 このことは、2024-25年度のステファニ-・A・アーチックRI会長が、会長テ-マ「The Magic of Rotary」で語られた「そのようなマジックがあるのではない。会員の行動こそが、マジック(魔法)を生み出すのだ。」という考え方にも合致します。また、2024-25年度RI第2710地区 上田文雄ガバナーのガバナー信条「行動しよう、未来のために=変革に取り組もう=」の考え方にも沿った方針となります。 これらのことを踏まえ、重点方針を以下の3点にさせていただきます。 重点方針 1.次世代を担う新会員の獲得毎年、会員増強には苦戦をしていますが、逆に言えば、それだけ慎重に会 員選考をしているということです。その結果、我がクラブは、入会して良か ったと思う仲間の集まりとなっています。 新会員獲得は、特定の役職者だけでなく、会員すべてが、担うべき責任で す。 この素敵なクラブに、次世代を担う「仲間」(新会員)を積極的に迎え入れ ましょう。 2.各種会合への積極的な参加 ロータリー活動の基本は、「参加」です。 例会参加、委員会活動はもちろん、フォーラム、インフォーマルミーティン グ、各種の同好会、地区事業である地区大会、インターシティーミーティン グなど、可能な限り参加していただき、クラブ内外の「仲間」(ロータリア ン、関係者)と、親睦と友情を深めて下さい。 3.奉仕活動の実践 ロータリークラブの原点は「奉仕」にあります。 五大奉仕である「クラブ奉仕」「職業奉仕」「社会奉仕」「国際奉仕」 「青少年奉仕」の中から、自分に一番身近な「奉仕」を実践しましょう。 コロナ禍の影響は、ほぼなくなりましたが、ロシアによるウクライナ侵攻 、パレスチナ・イスラエルの紛争等々、世界規模で不測の事態が起きており ます。奉仕活動においても制限はありますが、できることから活動すること が肝要であると思います。 そして、これまでに実施してきた地域に密着した奉仕活動や、国際的な奉 仕活動、ハワイ・ヒロロータリークラブとの国際交流、青少年団体やインタ ーアクター、各種留学生への支援などをしっかりと継続し、さらには新たな 奉仕活動の検討や実践を通じ、ぜひ「仲間」(理解者)を増やしていきま しょう。 |